Leathersmith Diary

最近、日本ではパワースポットというのが流行のようで。
パワースポット巡りみたいなことが行われているそうです。

有名な歌手と芸人がデートで行ったとされる　セドナ　も有名になりました。

セドナはアメリカ　アリゾナ州にあるインディアンの聖地と呼ばれる場所で、観光地でもあります。

確かに広く人々に知られることは良いことです。
しかし、良いことだけではありません。

何も分からない勉強不足の人達がその場所に入り、マナーや規則を守らず、その場所の人達に迷惑をかけ、悲しい思いにさせる。

良くある事なんです。

以前、ホピ族の村（ワルピ）を訪れた時、悲しくなるものを見てしまいました。その村（場所）は非常に神聖な場所で、ホピの中でも保守的な人達が住む所なんですが、ここは撮影はおろか、スケッチも禁止しているんです。その村の入り口にこんな張り紙が張っていました。

「写真、スケッチは禁止」

その張り紙は　英語と日本語でだけ書かれていました。

それを見たときの悲しい思いは今も忘れません。

自分の知らない、自分と違った文化に土足で入って行く様な事はあってはならないと思います。
そこにいる人々は昔からの伝統や文化、習慣をずっと守って生きています。それを邪魔したり、変化させたり、場合によっては破壊、崩壊させたりする権利は誰にもありません。

これはもちろんセドナだけではありません。
日本国内も含め、世界各国どこにでもいえることです。

郷に入れば郷に従え　と言う言葉ありますね。
その場所の文化や習慣、規則などをしっかりと知ることが大事ですね。その知ろうという気持ちがまず大事です。

そうすれば、その人にパワーを授けてくれるのかもしれませんね。