入荷商品紹介VOL3 1920’s〜30’s ナバホ族スワスティカバングル
では、続いて3つ目。
1920年代から30年代のナバホ族 スワスティカバングルです。
「スワスティカ」とは写真のバングルの中にある「卍」のマークのことです。(逆卍もあります)
ナバホ族の人たちには卍は幸運の形として伝わっていました。
「卍」のマークは4つの「L」のアルファベットに分解出来、
「LOVE」 「LIFE」 「LIGHT」 「LUCK」 の4つの意味が含まれています。
スワスティカが入ったジュエリーはナバホ族の人たちがリザベーション(居留区)から出て行く、旅立つ時の幸運のお守りとしての贈り物でした。
ドイツ、ナチス党が同じ卍のデザインのハーケンクロイツが正式に国旗に採用された1935年以降、ナバホ族では、このスワスティカのデザインが使われなくなっていったと言われています。
第2次世界大戦直後、多くの部族がこうした美術品に卍を使用しないとする法令に署名。スワスティカデザインは完全にナバホ族の中から消滅していきました。
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