内に秘める熱意、外に出る虚像
最近、いろいろな場所でクリエイティブな人達と話す機会が良くあります。
プロカメラマン、メイクアップアーティスト、服のデザイナー、内装デザイナー、パターンナー、、広告デザイナー、ウェブデザイナーなどなど。
同じ「作り出す、生み出す職業」の人とお話が出来るのは刺激にもなり、考えさせられます。
しかも話す人が皆さん一流の方々。
作品を見せてもらうとただただ感動させられます。
しかし、やっぱりこのような方々も昔は今よりももっと血の滲む様な努力をされているんですね。多くの失敗から自分の作品というものを見つけていったからこそ、感動や喜びを与える作品を今残す事が出来ているんですね。
で、僕は皆さんさぞかし自信満々なんだろうとお話しすると、全員がその自信を口にはしないんですよね。
ここまでの作品を生み出せるのなら、口に出して「自信の大きさ」を見せるんでは・・・と思っていたのでちょっと面食らいました。
すると、1人の人が「簡単に自信みたいなものを口にするようなヤツほど、他人の真似事しかできない。本当はそんなヤツ自信ないんやで」と。
なるほど・・・・。そうなのか・・・・。
でも、お話の中で皆さんの内に秘める信念やプライド、誇りや熱意はヒシヒシと感じました。
でもそれで十分ですよね。
僕は自信みたいなものは外に出ません。(あまりないだけなのかな?(笑))
それは生み出す事への怖さがあるからだと思います。
自分の作ったアイテムやアイデア、デザインが受け入れてもらえるだろうか、お客様が喜んでくれるだろうか・・・。
怖さは消えません。
でも、ひょっとしたらこの素晴らしいアーティストの方々も僕と一緒なのかもしれませんね。だからこそ、真似事するような人ほど自信を表に出すと言ったのかな。認められた、受け入れられたモノを世に出すから怖さがあまりない。結果、嘘の自信が表に出る。
ま、腕や才能はこれと別問題ですけどね。
ちょっとややこしいですね。
文章は難しい。
でも、色々考えさせられる日々でしたね。
こういう交流はこれからも大事にしていきたいですね。
もっと多くのモノを吸収出来たらと思っています。
生み出す人間として、人としてもっと成長していきたいですね。
今日はちょっとマジメに書きました。
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