REPAIR
レザースミス インディアンジュエリー オンラインショップ
Leathersmith Indian Jewelry Online Shop
http://leathersmith.ocnk.net/
是非、ご覧になっていってください。
店主 吉田です。
ダイアモンドパイソン(ヘビ革)は最高級のヘビ革になりますが、それでもこの革の寿命は5年前後持てば良い方と言われています。
(どういうアイテムに使用するかで変わってきます)
レザースミスの取り扱うダイアモンドパイソンはその中でも一番グレードの高い物を使用していますが 、写真は10年程前、オープン当初にオーダー頂いたパイソンロングウォレット。
長年のポケットへの抜き差しでとうとうパイソン部分が傷んでしまいました。
牛革部分は1つも破損等無く、まだまだ使用できます。
お客様もこのウォレットに対して非常に愛着を持って下さっており、お話し合いの結果、パイソン部分のみを交換し、スティングレイ(エイ革)にするというオーダーを頂きました。
写真はウォレットを一度バラし、その後スティングレイを合わせ、新しいウォレットに生まれ変わっていく過程を撮りました。(携帯で撮った為、画像が荒くて申し訳ありません)
一度、縫い糸を全て解き、ヘビ革を取り除き、新しいエイ革をどういう配置で置くか決め、ボタンも新しいものと交換。コンチョやハトメの為に開いていた穴をきっちり合わせた上で仮留めし、
元の開いている菱穴通りにエイ革に穴を開けます。
そしてエイ革を縫い合わせ、財布本体も元通り縫い合わせます。
革の切り口(コバ)を綺麗に磨き直し、外していたコンチョや新しいハトメ金具を付け直し、革の汚れを落とし、油分、栄養補給もしてあげ完成。
ややこしいですね 笑
10年も使用すると、繊維がほぐれ、革は伸びています。
こういう折り曲げたりするウォレット(財布)ですと、本体外側と内側の革の伸びが確実に違います。
これを綺麗に合わせ、元通りにっていうのはちょっとした技術かもしれません。
大量生産 大量消費のこの時代にこういうのって良いですよね。
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